ラスクへのこだわり

「Rusk」とは二度焼く事を意味します。

食べきれなくて残って硬くなったパンにアイシング(卵白と砂糖を混ぜたもの)を塗って焼き、お菓子に仕立て直したのがラスクの始まりとされています。

昨今ラスクが揚げてあると勘違いなさる方が多いのは、アイシングではなく、バターやマーガリンに浸してから二度焼きするラスが日本では主流になり、油脂量が多くまるで揚げたかのように思える物も有るからだと思います。

ティンカーベルのフランスパンラスクは、トッピング材料をパンの表面に一枚一枚丁寧に塗ってから焼きます。おいしいと感じる適量のお砂糖や油脂を付けるためには塗る方法が一番良いと思うのです。

ラスクには多くの種類製法があります。水分が少ないので保存性が良くもったいないから無駄にしないという発想から生まれたラスクは、素朴なお菓子でした。

二十数年前ティンカーベルの小林がパン職人として店を持った時、残ったフランスパンをラスクに加工しました。

とっても評判が良く、瞬く間に売れてしまい、「フランスパンが残らないから今日はラスクができません」ではお客様に納得していただけなくなりました。

すぐさま、ラスク専用にパンを開発し、ラスクを製造し始めました。

ティンカーベルのラスクはサクサクで、さっぱりしていて、止まらなくなると評判を呼び人気商品となりました。

サクサクの理由は、パンに空いている無数の穴と、油脂を塗りすぎない事、パンの厚み、焼成時間にあります。ティンカーベルのラスクは出来上がるまでに最低2日かかります。

パンが焼き立てでは柔らかすぎてきれいに薄く切ることができません。焼いた翌日ラスクにする為の加工をします。ティンカーベルのラスク作りは、今やベテランとなったラスク製造スタッフに受け継がれ、さらに磨きがかかって様々な種類が生まれています。

ティンカーベルでは、パンを生かしたさっぱりしたラスクだと言っていただけるのを誇りに思っています。

 

安曇野は寒いのですが、雪はさほど降りません。降ってもこの程度です。陽がさせば溶けます。
そうは言っても最低気温-5度から8度はざらです。

そんな中、秋に蒔いたシラネ小麦が元気に冬を越しています。これが実れば、発芽小麦を収穫できます。

ティンカーベルではこうやって国産小麦の試験栽培も行っています。

すべては、美味しいラスクの為、おいしくて、安心なパンの為です。